年に一度、自主制作のオペラを上演している日生劇場の今年の演目は、フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」。
グレーテル:小林沙羅/ヘンゼル:磯地美樹/眠りの精:平川千志保(11月8日)
「ヘンゼルとグレーテル」は、欧米ではクリスマスの定番として人気が高いメルヘン・オペラ。
ヘンゼル:田村由貴絵/グレーテル:臼木あい/ゲルトルート:渡辺敦子/ペーター:青戸知(11月7日)
魔女:蔵野蘭子(11月7日)
今回のプロダクションは、ドイツのブレーメン劇場で上演された、クリスティアン・シューラー演出のもの。前評判も上々、公演のチケットは完売だったという。
S席でも11000円という手ごろな料金設定も魅力で、大人も子供も一緒に楽しめる公演となった。
魔女:加茂下稔/ヘンゼル:磯地美樹/グレーテル:小林沙羅/ペーター:藤澤眞理/ゲルトルート:菅家奈津子(11月8日)
一般向けの2回公演の他、オペラ教室としての公演が3回。オペラ教室の公演前には、奏者が舞台に登場し、露の精・眠りの精の解説に合わせて、それぞれの楽器の特色を生かした曲を聴かせる。普段オペラには馴染みの薄い青少年たちも、興味深くオペラの世界に引き込まれた。
露の精:諸井サチヨ/眠りの精:虎谷亜希子(11月7日) 露の精:嘉目真木子/眠りの精:平川千志保(11月8日)
【公演データ】
NISSAY OPERA 2009 「ヘンゼルとグレーテル」~ブレーメン劇場版~
全3幕・日本語上演・字幕付
作曲:E.フンパーディンク/台本:A.ヴェッテ
一般公演
2009年11月7日(土) 14:00~
2009年11月8日(日) 14:00~
オペラ教室
2009年11月9日(土) 14:00~
2009年11月10日(日) 14:00~
2009年11月11日(日) 14:00~
演出:クリスチャン・シューラー
指揮:下野竜也
キャスト
11月7・9・11日
ヘンゼル:田村由貴絵
グレーテル:臼木あい
ゲルトルート:渡辺敦子
ペーター:青戸知
露の精:諸井サチヨ
眠りの精:虎谷亜希子
魔女:蔵野蘭子
11月8・10(日)
ヘンゼル:磯地美樹
グレーテル:小林沙羅
ゲルトルート:菅家奈津子
ペーター:藤澤眞理
露の精:嘉目真木子
眠りの精:平川千志保
魔女:加茂下稔
管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:C.ヴィレッジシンガーズ
パピーコーラスクラブ
スタッフ
装置・衣裳:イェンス・キリヤン
舞台監督:幸泉浩司
演出助手:斎藤恵理
合唱指揮:田中信昭
児童合唱指導:籾山真紀子
音楽スタッフ:服部容子/佐藤宏充/大川修司/中村瑛/道端大輝/伊藤美佐/平塚洋子/石野 真穂
主催・企画・制作:日生劇場【(財)ニッセイ文化振興財団】
後援:東京都/東京私立中学高等学校協会
助成:芸術文化振興基金/財団法人ローム ミュージック ファンデーション/財団法人朝日新聞文化財団
協賛:日本生命保険相互会社
取材・写真:長澤直子 *文章・画像の転載は固くお断りいたします*